盛岡手づくり村とは
盛岡手づくり村は盛岡市が中心となった近隣の市町村、商工会等、地場産業組合からなる公益財団法人盛岡地域地場産業振興センターと15の工房がひとつにまとまった協同組合盛岡手づくり村と南部曲り家を所有する盛岡市の3組織で構成されている全国でも例のない複合施設です。公益財団や行政という官の持つ公益性と協同組合が持つ柔軟な民間性を併せ持ちお互いの良いところを運営に活かして日頃から盛岡地域の地場産業の振興発展と観光振興に努めております。

公益財団法人盛岡地域地場産業振興センターは地場産業振興という公益事業を展開する性格がら収益を目的とせず、展示即売室や資料室、体験学習を通じて全国の方々に盛岡地域の素晴らしい地場産品を紹介し啓蒙を図っております。

協同組合盛岡手づくり村は工房という企業の集団であり、ここで作られる作品や商品は盛岡手づくり村に限らず各小売店や百貨店等へ納品されています。手づくり村に入居した工房の職人達は単なる作業を見せる場ではなく、ここが生産工場となっているのです。

盛岡市が所有する南部曲り家は地場産業のルーツを伝える施設として盛岡市の予算で移築されたもので維持管理費は盛岡市が負担しています。

ご来場されたお客様にはこうした施設の性格上、満足行くサービスができないことも多々あり大変恐縮に存じますが、ご理解頂ければ幸いです。

今盛岡手づくり村は、公益財団法人盛岡地域地場産業振興センターの施設や設備の老朽化に対応する資金調達、各工房の職人さんの高齢化や後継者不足難などが大きな課題となっています。
盛岡手づくり村の意義


盛岡手づくり村では一流の職人集団が日々本物の品物を造り続けています。
みなさんはその製作風景を目の当たりに見ることができます。
毎日工房で繰り広げられる卓越した職人の技や制作作業のひとつひとつに拘った作品
にきっと胸躍ることと思います。
また、時として職人から作品や作業についてなど色々と話を聞きながら、自分にあった
品物を購入することもできるのです。
更には、実際に職人の手ほどきを受けて自分でも「ものづくり体験」ができ、ものづくり
の楽しさ、作品に対する愛しさなどの感動に触れることができることでしょう。
私達、盛岡手づくり村で働く者たちは、これが訪れていただいたみなさまに「還元」で
きる大きな意義であると考えています。

 
盛岡手づくり村は大きく分けて3つのゾーンに分類されます。
                    
盛岡地域地場産業振興センターゾーン
このゾーンでは文字通り「盛岡地域の地場産業」を振興させるべく、地場産業界に
対し、情報の収集提供や人材の育成養成、新商品の開発、地域住民との交流促
進など公益事業を主な目的として活動しております。
施設内には、工房で造られた商品の他に各地場産業界の商品約4000種類が集
合した展示即売室地場産品の出来る様子や歴史などをDVDやパネルでご覧いた
だける展示資料室・有料で貸し出ししている各種研修室などがあります。
盛岡地域地場産業振興センターは、岩手県と盛岡市が中心となり近隣の町村と
商工団体、地場産業界で組織した財団法人で運営されております。


工房ゾーン
このゾーンは盛岡手づくり村の顔とも言えるゾーンで、一流の職人達が毎日本物の
ものづくりを行っています。
時として職人と直にお話をすることができたり、職人の手ほどきで「ものづくり体験」
もできます。
もともと、手づくり村に来る以前はそれぞれ地域内に点在していた方々なのですが
騒音や煙、汚水などの公害問題をみな抱えており、満足な制作活動ができないた
め、その悩みを解決するべく命をかけてこの盛岡手づくり村に移転してきたのです。
ですので、工房での作業は決して「みせもの」などではございません。
どうぞ一流職人たちの真剣にものづくりに取り組む様子をご覧いただきたいと思い
ます。
現在、工房は15軒あり、この15工房が一つとなって協同組合をつくり運営にあた
っています。




南部曲り家ゾーン
このゾーンは盛岡地域に古くから伝わる南部曲り家という住居を移築したもので、
手づくり村にある曲り家は約200年ほど前に
建てられたものと言われています。
当時の柱や床板など、まだ使用できるものはそのままで移築しております。
この地方は昔から農業が盛んであり、現在のようにトラクターなどがなかった時代
では「馬」が欠かすことのできない大切な道具であったのです。
ですので、人間の住む家と馬の住む小屋をくっつけて主人からいつでも馬の様子
がみられるように工夫された南部独特の建物なのです。
中には当時を偲ばせる農耕具などが陳列されています。
曲り家の囲炉裏に座っていると昔にタイムスリップしたような感覚を味わうことが
できますよ。





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