【高機能食品の可能性を持つ小果実アロニア】
アロニアは、北米原産で目の疲労緩和や抗酸化作用が期待できるポリフェノールの一種。「アントシアニジン」が豊富に含まれるという小果実です。
国内では、北海道で30年ほど前に研究され伊達市などで栽培も盛んに行われていますが、ポリフェノール量が多いことから果実自体は、渋みが強く生食には適さないことから加工食品の材料として活用されています。
【盛岡市産アロニアとセンターの出会い】
盛岡地域地場産業振興センターが、アロニアという小果実と結びついたのは平成17年度のこと。
盛岡市が、砂子沢地区をはじめとする盛岡市東部で栽培を奨励したアロニアの活用を探るための試食会が、センターを会場として開催された時のことです。
当時、試作されたジャムや飲料は、渋みが強く加工の方法が課題との結果でした。
その後、盛岡地域地場産業振興センターが有する商品開発力と販売力が期待され、平成18年度には盛岡市から「アロニア関連食品開発事業」の委託を受けることになりました。
【振興センターによる新商品開発・販売】
平成18年度、アロニア関連食品開発事業を委託された振興センターは、内部の商品開発会議を頻繁に行いながら試行錯誤を重ね、ジャムや洋菓子、和菓子、そば、漬け物等の試作を進めました。
その後、平成19年度は砂子沢地区の生産農家の強い要望を受け、自主事業でアロニア関連商品開発を続けることとし、秋に収穫されるアロニアを全量買い上げ、次の新商品を開発販売しマスコミの注目も浴びました。
@アロニアジャム Aアロニア蜂蜜 Bアロニアなんじえら? Cアロニアパイ Dアロニアデニッシュ Eアロニア煎餅 Fアロニアサプリメント Gアロニア原液
また、アロニア生産農家ではセンターが供給したアロニア粉末を使った「アロニア入り手打ちそば」を、盛岡手づくり村での食文化フェアや、中津川原での盛岡市農業まつりで販売し好評を博しました。
【アロニア商品開発事業の成果】
18年度、委託事業として盛岡市から試作事業費を預かりスタートしてから、19年度では自主事業で開発を進める中では、販売利益による開発経費の回収がスムーズに行えるかという不安もありましたが、開発経緯や商品が、岩手日報紙や河北新報紙、テレビでは岩手放送で大きく報道される等で順調に売上げを伸ばしており、「もりおかベリー」の相性で盛岡手づくり村の名物となることが大いに期待できます。
また、栽培地である砂子沢地区でも栽培規模を広げようとする意欲も高まっており、全国から観光客の集まる盛岡手づくり村でのPRを通じて「本州一のアロニアの里」として知名度を上げることも期待されています。
参考資料:岩手日報紙報道実績
2007年10月29日岩手日報紙「アロニア」特産品に 盛岡・地場産業振興センター
2008年1月2日岩手日報紙「アロニアサプリで健康に 盛岡手づくり村で新商品
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