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| 丁寧に、生きる |
何度も何度も漆を塗っては乾かす、という作業を繰り返す地道な工程から生み出される漆器。漆には、急ぎ仕事は禁物だそうです。
「私自身、ゆっくりやるのが性に合っていたんでしょうね。木と漆という自然素材に触れながら、必要とされている分をゆったりと丁寧に作っていく。それがこの仕事の魅力です」料理をしたり、植物を育てたりすることも好きという佐々木さん。なるべく生活を楽しむことを心がけているそうです。私生活をおろそかにしない姿勢も、漆器作りに通じるものがあるといいます。
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| 「自分で作った器を自分で使うというのは、豊かなことだと思います。自分で使いながら、使い勝手の良い形や大きさを追求していきたいと思っています」 |
| 最高の産地から発信する喜び |

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漆の生産高が国内第1位を誇る岩手県。この地にあって漆器を作ることを、佐々木さんはどう感じているのでしょうか。「岩手にいると、漆はこういう木でこう取って使うというのが分かる。木地屋さんも近くにありますし、木地の挽き方や、荒型のとり方などを知ることができるんです。全く切り離されたものをぽんと目の前に置くんじゃなく、木も漆も作るところから見られるので、私もきちんとお客さんに商品の説明ができます」とのこと。 |
「岩手の漆は品質も良く、普通に買うよりも安く手に入ります。混ぜ物のない100パーセントの漆をふんだんに使えるのは本当に贅沢なことだと思います」ヨーロッパでは漆のことを「japan」と言うそうです。そんな漆を自らの作品に使いながら、心豊かに生きる喜びを、佐々木さんは誰よりも知っているようでした。
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安代町漆器工房
岩手県二戸郡安代町かますだ230-1
TEL 0195(63)1065 FAX 0195(63)1066
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