|
|
 |
| 本物志向のすすめ |
「長く使っていただいてこそ、漆の良さは分かります。使い込むほどに輝きを増すのが良質の漆の証で、漆器を使う大きな喜びでもあるんです」
表情豊かに語るのは「安比塗り」で知られる安代町漆器工房で工芸家として働く、佐々木暢子さんです。
「科学塗料のお椀は、熱いものを入れているうちに塗りが解けて体の中に入ってしまうと危険ですが、漆は土に還るもの天然の塗料なので体にも安心。扱いが難しいイメージがあると思いますが、普通に洗ってふきんで拭いてもらうだけでいいんです」
佐々木さんのお話を聞いていると、誰もが漆器を実際に手にして、使ってみずにはいられなくなるから不思議です |
|
| 安比塗りとの出会い |
|
|
なるべく短い期間で、漆器を作る技術を完璧に身に付けたいと思った佐々木さんが、研修をする場所として選んだのが、安代町が運営する漆器センターでした。2年間で安比塗りの生産を担う若手作家を育成するという、全国的にも珍しい機関です。佐々木さんも「この漆器センターでは必要なことを無駄なく学べました」と話します。
安代町漆器センター富士原さんへのインタビュー記事 |
| 初めて漆と出会ったのは短大生のとき。「その頃は職人になりたいなんていう気持ちはなくて。その後漆の問屋で仕事をしているうちに、自分でも漆器を作ってみたいと思ったんです」 |
|
|