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| 【もの作り】の楽しさ |
「物ができていく、形になっていく。その工程をすべて自分が手がけられるのが、この仕事の魅力ですね」岩手を代表する伝統工芸品、岩谷堂箪笥を作る職人として盛岡手作り村の中千家具製作所で活躍している斉藤さん。
「小さい頃はやんちゃな野球少年だった」という斉藤さんがこの世界に飛び込んだきっかけは、職業訓練校の先生の勧めだったそうです。
「訓練校時代、物を作る技術を競う大会に出場したことがあるんです。私はちょっとした棚のようなものを作りました。人に負けたくない、という気持ちが芽生えたのはこの時かもしれません。作ることの楽しさを知ったんです」と当時を懐かしみます。
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| 毎日が真剣勝負 |
| 「仕事中はもう箪笥を作ることに集中していますが、帰宅すればもうすっかり仕事のことは忘れていますね。」ボーリングが好き、という斎藤さん。仕事は仕事、趣味は趣味。仕事を忘れて好きなことに打ち込む時間も、明日の箪笥作りの原動力となる大切なひとときです。 |
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ひとりで木材と向き合い、始めから終わりまで責任を持って箪笥に仕上げていく。良いものが生み出せるかどうかは、すべて自分の技術や感性にかかっている−。それは途方もなく孤独な作業に思えます。タフな精神力が求められる仕事でもあるでしょう。でも同時に、ほかの仕事では味わえないような緊張感や、面白さを斉藤さんは感じているようです。 |
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