岩谷堂箪笥の期限は
天明年間(1781〜1788)にさかのぼり、時の城主の産業振興策によって木材家具の商品化を研究させたのが始まりです。
文政年間(1820)には、彫金金具が考案され、次第に虎に竹、龍、花鳥など多くのデザインが開発されました。これが原型となり、岩谷堂箪笥の技術が現代に引き継がれているのです。
岩手県で古くから取れる良質の漆は、外観の美しさ重厚さのほか、耐久性に効果をもたらします。さらに、手打ち金具の原料となる鉄もの生産地でもあります。
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岩谷堂箪笥は
こうした地元の良質な原料にも恵まれ、今なお、盛岡市・江刺市を中心に生産されています。
ケヤキ・キリ・クリなどを使い、美しい彫り模様のある金具を取り付け、木の生地は摺漆や透き漆で仕上げる。一切を手に頼る一品作品として、格調高い家具として伝えられてきた岩谷堂箪笥は昭和57年3月に国の伝統工芸品の指定を受けました。
最近では、新しい生活様式にマッチした独自の木製建具や、生活用品も開発されるようになり、その技術水準は全国でも高い評価を得ています。 |