平成18年度 事業報告    

自 平成18 4 1                            

至 平成19 331

 

<事業の概況>

平成18年度は、盛岡手づくり村が昭和61年に開業して以来20周年目という記念すべき年でした。全国では例のない複合施設として全国から注目され、毎年多くの観光客や視察団体に訪れていただいた記憶がつい昨日のように思われます。バブル崩壊後から地場産業や観光業においては毎年本当に厳しい状況が続いてまいりました。社会経済に明るい兆しは見えてきたと言われてはいるものの、地域による経済格差はますます広がる一方で、地方都市は大都市圏と比べ景気回復の兆しはまだまだ弱く、盛岡地域の地場産業界や観光業界においては相変わらず厳しい状況です。振興センターにとっても自主財源による生き残り対策ももちろんですが、公益法人制度の見直しによる地域への公益的事業の還元を更に高めていかねばならない状況にもあります。そうした中、振興センターは盛岡市が立ち上げた「盛岡特産品ブランド認証委員会」の事務局を運営し、多くの盛岡ブランドを認証した他、ここ数年進めてきた若手職人で組織する「ジバ・デザインプレナー塾」で開発した商品が中小企業基盤整備機構主催の「和のある暮らしのカタチ展」で審査員特別賞を受賞するなど、公益事業ヘ積極的に取り組んだ他、ホームページ「盛岡手づくり村ドットコム」を活用し全国の方々に盛岡手づくり村の事業等の周知を図りました。また、昨年度立ち上げたこだわりの産直「マルシェ」では、こだわりの商品の販売やオリジナルアイス「なんじぇら?」の積極的販売展開を行った他、ゆうパック通販事業やインターネットの楽天による販売を充実させ、振興センターの収益確保に努めました。更には地場産業界に対しても振興センターの業界振興機能を活かし、業界が開催するイベントへの支援等を行い、事業の充実を図りました。また、地元地域の観光業界の活性化を図るため、小岩井農場・つなぎ温泉・盛岡手づくり村の三者連携による「ワイワイ手つなぎプロジェクト」と、つなぎ温泉活性化委員会への参画や、御所ダムとの連携強化による御所湖周辺の活性化に向けてのPR活動や観光客誘致活動などの推進により、地域産業の活性化に寄与して参りました。

 

1.管理運営事業

 振興センターは、盛岡地域の地場産業振興及び観光拠点施設として、県内外等からの来場者に利用されている。18年度も、植栽や清掃等施設維持管理による来場客へのサービス、各施設及び機能の充実を図った他、最近来場者数が増えている台湾・韓国・中国に対応する外国語パンフレットを作成し、外国人観光客誘致を積極的に実施した。今年度も「振興センター機能強化委員会」を開催し、センター施設や事業を充実させた他、開業20周年を迎え各業界関係者による実行委員会を立ち上げ各種の記念事業を実施した。その他、通年で来場者へのアンケート調査を実施し、ニーズを把握するなど、事業の円滑な推進に努めた他、小岩井農場・つなぎ温泉・盛岡手づくり村の三施設連携事業「ワイワイ手つなぎプロジェクト」への参画や、周辺施設との連携協調に努めた。

 

(1)振興センター入場者への宣伝・紹介

センター入場者数・・・519,108人(対前年比100.5%

    入場者等への案内・説明・誘致宣伝活動

    観光客、視察来訪客への案内・説明

    台湾語・韓国語・中国語のパンフレットの作成

    旅行代理店との提携による入場者の誘致、及びパンフレット等送付

    外国人客へのパンフレット配布

    マスメディア利用による宣伝・普及活動

    新聞、雑誌、ラジオ、テレビ等への広告、情報の提供及び取材協力

 

(2)理事会・評議員会の開催

場   所

会 議 名

会 議 内 容

 平成18529

 プラザおでって

 3 階特別会議室

 第1回 評議員会

 平成17年度事業報告、収支決算他

 平成18530

 プラザおでって

 3 階特別会議室

 第1回 理事会

 平成17年度事業報告、収支決算他

 平成1812

 書面表決

 第2回 評議員会

 専務理事の選任

 平成191

 書面表決

 第2回 理事会

 専務理事の選任

 平成19328

 プラザおでって

 3 階特別会議室

 第3回 評議員会

 平成19年度事業計画、収支予算他

 平成19329

 プラザおでって

 3 階特別会議室

 第3回 理事会

 平成19年度事業計画、収支予算他

 

(3)来場者アンケート調査の実施

来場者に愛される手づくり村にするため、常時アンケートコーナーを設置し、その意見、要望等を収集し、より良い施設づくりの一助とした。

 

(4)開業20周年記念事業

@実行委員会の設置

 ・盛岡地方振興局・センター構成8市町村・協同組合盛岡手づくり村・振興センター出展者会

A記念式典の開催

 ・平成18516日(火)午後2時から

 ・ホテル大観

 ・参加者 145

 ・記念公演 リージョナルプランニング 代表取締役 前田 豪

・永年勤続者表彰 21

・感謝状贈呈 御所ダム管理事務所・つなぎ温泉観光協会・盛岡手づくり村協力会の3団体

B設立20周年記念誌「技の伝承」の作成・配布

 ・製作部数    500

 ・配 布 先   センター構成団体・観光施設・式典参加者等

 ・規   格   A4版 71頁  

C盛岡手づくり村開業20周年春まつりの開催

 ・開催期間    平成1854日(祝)〜6日(祝)

 ・会  場    盛岡手づくり村催事場・曲り家・センターロビー等

 ・内  容    市町村PRコーナー・体験コーナー・抽選会・屋台コーナー等

 ・入 場 者     26,400

D開業20周年地域地場産フェアの開催

・開催期間    平成18107日(土)〜15日(日

・会  場    催事広場・曲り家・研修室・催事場

・内  容    全国地場産センター物産展・盛岡地域物産展・特産品ブランドフェア・うまいものまつり・体験教室・郷土芸能フェスティバル・屋台コーナー

・入 場 者     期間中 32,800

E首都圏での地場産品・観光誘客PRキャラバン活動の実施

・出展期間   平成181114日(火)〜20日(月

・会  場   京王アートマン 京王線府中駅コンコース

・内  容   地場産品のPR販売・キャラバン用チラシ配布

Fいわて銀河プラザ「盛岡リンゴフェア」出展参加

・出展期間   平成181120日(月)〜26日(日

・会  場   東京都内銀座いわて銀河プラザ

・内  容   盛岡リンゴの試食販売

G横浜高島屋におけるPR活動

・活動期間   平成19117日(水)〜22日(月

・会  場   横浜高島屋

・内  容   地場産品のPR販売、手づくり村パンフ・盛岡ブランドパンフの配布など

H桐生センター「全国地場産業交流フェア」におけるPR活動

・活動期間   平成181028日(土)・29日(日

・会  場   群馬県桐生市 桐生地域地場産業振興センター

・内  容   地場産品のPR販売、手づくり村パンフ・盛岡ブランドパンフの配布など

I記念植樹の実施

・時  期   平成18423日(日

・場  所   盛岡手づくり村駐車場付近

・参 加 者   40

・植 樹 数   アジサイ65

J外国語パンフレットの作成

・台湾語・韓国語・中国語リーフレット 各8,000

K来場者用車椅子の購入

5台購入

L催事用テント・販売台の購入

・テント 2

・販売台 6

M花苗の購入

・盛岡手づくり村の環境整備のため花苗を購入

 

(5)小岩井農場、つなぎ温泉、手づくり村連携事業「ワイワイ手つなぎプロジェクト」への参画

観光客の誘致を図るため、小岩井農場・つなぎ温泉・手づくり村が連携して進めている小岩井農場・つなぎ温泉・手づくり村連携活性化事業「ワイワイ手つなぎプロジェクト」に参画し、カキツバタ園の整備、御所湖散策コースの案内版整備、「御所湖湖畔のホタルを見よう」を地元繋小中学校生徒・地域住民と協同開催。一般市民との桜の植樹他、各種イベントへの参加等、周辺観光のPR活動を行った。

 

(6)振興センター機能強化委員会の運営

地場産業の振興と雇用の確保や創出の促進を目的として設置された振興センター機能強化委員会の運営を行い、18年度は活性化対策調査報告書を基にセンターの事業や施設の見直し、環境整備等を図った。また、18年度実施の盛岡手づくり村開業20周年記念事業について内容の検討を行った。 

 

(7)その他

・御所ダムとの連携による雫石川清流を守る会に参画し、御所湖周辺の清掃活動を

実施した。

  ・施設周辺の植栽整備

・つなぎ温泉活性化委員会に参画、市民を対象として2回、地元住民を対象として1回、合計3回の散策マップツアーを実施した。

・花壇作りと花いっぱい運動を展開した。

 

2.地場産業振興事業

 振興センター機能の一層の充実を図り、関係機関等と連携しながら、地場産品情報の受発信、地場産業界との共同事業、後継者育成支援等を積極的に行い地域中小企業の活性化に努めた。 

 また、地場産品の普及宣伝を図るイベントや各種講座・教室の開催、他機関の催事支援、全国地場産フェアをはじめとした物産展への出展販売、来場者を対象とした手づくり教室の開催等を推進した。

 

(1)情報機能強化事業

振興センターの総合紹介サイト「手づくり村ドットコム」では、楽天市場の販売サイト「盛岡市産業まつり」や携帯電話用ホームページ・メールマガジンの発行と連動し、地場産品情報を広く提供した他、盛岡手づくり村トピックスコンテンツを頻繁に更新し、広くセンター催事の周知を図った。

また、手づくり体験学習の内容等を掲載した「振興センターホームページ」のURLを体験学習事業関係の印刷物に掲載する等、学校関係者や旅行代理店に対して一層の活用をPRした。

 

 @振興センターホームページの運営

・総合的な手づくり村情報サイト「手づくり村ドットコム」

http://tezukurimura.com/

・携帯電話用手づくり村情報サイト

http://tezukurimura.com/

・体験学習の紹介をメインとした振興センター情報サイト

  (http://www.isop.ne.jp/home/zibasan/center.htm

Aその他インターネットの活用に係る事業

・盛岡手づくり村メールマガジンの発行(毎月2回)

  ・インターネット活用による情報収集提供

  E-mail活用による迅速かつ効率的な情報伝達の推進

・携帯電話用URLQRコードの活用

 

(2)活性化事業

盛岡地域地場産業振興センターの関係者、有識者等で構成するセンター機能強化委員会並びに小委員会を開催し、振興センターの諸事業について下記の提案、指導を受けた。 

 

@新規開店した手づくり村産直「マルシェ」における販売促進策

・野菜のソムリエの活用による販売促進

・ファーストフードメニューの提案

Aセンター出展者会「開業20周年記念販売促進費」の活用への提言

 ・簡易型催事テント(2張)販売台(6台)の購入と活用

Bその他

・ネット通販「盛岡市産業まつり」への提案

・秋季イベントへの提案

 ・センター内施設名称への提案

 

(3)人材育成事業(岩手県中小企業団体中央会助成事業)

南部鉄器業界をはじめとした、地場産業後継者の育成を目指すジバ・デザインプレナー塾事業では塾生自身が主体となりオリジナルブランドM-color’s(エムカラーズ)を立ち上げ展示即売室での販売を開始した。

また、岩手県中小企業団体中央会の事業費支援を受けながら、東京で開催された中小企業基盤整備機構主催の「和のある暮らしのカタチ展」において展示発表を行い、好評を博すとともに審査員特別賞を受賞する成果をあげた。

 

 @ジバ・デザインプレナー塾

  ・塾オリジナルブランドの創設に関する協議、ロゴタイプ等の作成

  ・展示即売室におけるオリジナルブランド商品の販売

  ・塾長であるデザイナー塚本尚司先生の招聘、デザイン塾の開催

  ・和のある暮らしのカタチ展への出展、50件の出展のうち5件を選ぶ審査員特別賞を受賞

Aその他

  ・自主研修などで来場する、児童・生徒の指導

 

(4)交流促進事業

 盛岡手づくり村開業20周年記念に相応しい多彩なイベント企画を行い、盛岡手づくり村のイメージアップと地場産品のPRを図るイベントや物産展、各種講座等を多数開催した。

また、過年度から市民に好評で参加希望の多いお菓子づくり教室も一層工夫を凝   らしたメニューを織り込みながら継続実施した。

その他、施設の有効活用を図るため地場関連業界、各組合等の催事を支援した。

 

 @季節イベント、日曜、祝日イベント等の開催

  ・開業20周年記念盛岡手づくり村春まつり      (5月)

  ・盛岡手づくり村チャグチャグ馬コ記念行事      (6月)

  ・盛岡手づくり村夏まつり            (7〜8月)

  ・盛岡手づくり村開業20周年地場産フェア      (10月)

・盛岡手づくり村お正月特別催事           (1月)

  ・盛岡手づくり村小正月行事                  (1月)

  ・岩手の清酒フェア                         (2月)

  ・盛岡手づくり村節句行事                   (3月)

Aお菓子教室の開催(隔月・年間6回)

 B関連業界、団体等の催事利用の推進、支援

  ・盛岡手づくり村工房まつり 

  ・岩手のうどんまつり